子どもたち一人ひとりの人権が守られる社会を
私はこれまで、紛争や貧困・格差のない社会を実現するために、NGO活動や日赤医療センターのボランティアなどの支援活動をしてきました。
今、子どもたちをとりまく状況は、いじめや不登校、虐待など、権利侵害の事件が後を断ちません。
川崎市の中学生殺人事件は、子供達が、友達の暴力を受けている実態を知りながらもそれを止めさせることができず、親や地域の大人達が気づいてあげることができませんでした。
この事件を受けて、国でも対策が議論されました。まずは、被害の恐れがある子ども(たとえば、長期間学校を欠席しているなど)に対して学校が早期に対応すること・学校と児童相談所などの関係機関を連携させるスクール・ソシャルワーカーを採用すること・24時間体制で子どもが直接相談できる電話相談体制を整備することです。
世田谷では、子どもの権利救済機関「せたがやほっと」で専門家が電話相談を受けていますが、今後は24時間体制で子どもの悩みを受け止めてあげられるように、この事業を充実させていく必要があります。
私は、子ども一人ひとりの人権が守られる社会の実現のために活動を進めていきます。