すべての子どもたちに安心できる居場所と自立への機会の保障を

世田谷区の不登校の子どもたちは小学校では392人、中学校では576人と約1,000人です。不登校生徒一人ひとりの状況に応じた多様な相談支援や居場所の確保が必要です。

世田谷区には、不登校の子どもたちの居場所である区立の「ほっとスクール」が3つありますが、スタッフの質や学習支援計画の未作成、進路指導における学校との連携などの問題があります。こうした課題を速やかに解決し、登校できない子どもの居場所として「ほっとスクール」の充実を図る必要があります。また、進路については本人も保護者も大変大きな不安を抱えています。

進路に関する情報を得る機会を増やす必要性を訴え、拡充を行う旨の答弁を得ました。子どもたちの多様な学びの場があたりまえの選択肢になるように様々な機会を捉えて求めていきます。

不登校支援の拠点ともなる「新教育センター」にて